[非常識に儲ける人]の1億円ノート

  • 2007/12/12(水) 20:18:39

(図解)非常識に儲ける人の一億円ノート(図解)非常識に儲ける人の一億円ノート
(2004/01/20)
主藤 孝司、起業家大学 他

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前回紹介した
「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」が面白かったので
著者の本を続けて読んでみることにした。
本書は以下の6つの章からなる。

Part1 成功例から盗め「1億円の絶対法則」
Part2 1億円稼げる成功者の「アタマ」を盗む
Part3 1億円の市場はどこにある?
Part4「儲け」と「売上」のここを見極める
Part5 1億円稼げる商売の<地図帳> 
Part6 今すぐあなたがすべき、たった一つのこと


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Part1では非常識なことをやって
成功を収めた人物を具体的に紹介している。

ソニー井深氏・・・「飛行機の中で好きな音楽が聴きたい!」
ダイナース ・・・「(財布を忘れた時に)家に取りに帰るのが面倒だ!」
ヤマト小倉氏・・・「モノを送る方法が面倒な郵便小包しかない!」
ホンダ本田氏・・・資本家なしでの四輪車業界への進出
他にはディズニーランド高橋氏、日本マクドナルド藤田氏などの例がある。

みんなが見ている流行やブームではなく、
みんながありえない、流行らないというようなことを
やらないと大きく稼ぐことは出来ない。

1億円を目指すのなら、「非常識なこと」をすることが大切だということが分かる。

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Part2ではどういう「アタマ」を持てばよいのか?
ということについて書いてある。

事業を始める時に考えなければいけないのは次の5つ。
1,なぜ他の人はやらないのか?(落とし穴はないか?)
2,なぜ今すぐ実行できないのか?
3,どういう人材が必要か?
4,買う人なんているのか?
5,なぜ自分なのか?(優位性、差別化できるか?)


特に1と5は絶対に落としてはいけないポイントだと思われる。

他に大事だと感じたことは
成功するには、
普段起こる出来事に対して一つ一つ意味づけをするということ。
直感や洞察力などのイメージ力はそういったこじつけから生まれる。

事業で成功した多くの人が大事なポイントで「勘」を頼りに
されていらっしゃるようだが、
それは普段の周りを見る目や経験から生み出された感覚であり、
非常に重要なことなのだと思う。「勘」は人によって違うものになる。
「流行っているから」「売れそうだから」という外部要因に帰する
安直な理由では成功できないのだろう。
最近、日常生活をしていてビジネスアイデアがよく生まれるので、
良い傾向だ!日々深く感じながら生きることをこれからも意識したい。

他には成功する確率を表した「ティッピングポイント導入法則」
おもしろかった。300(失敗):29(ちょっと成功):1(大成功)

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Part3では具体的に美味しい業界はどこかということが書いてあるが
総じて大切なことは「ルールバスターになること」
「自社が初めての・・・」「自社独自の・・・」ということである。
どの業界であっても物真似では成功しない。

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Part4では「儲け」と「売上」に関するポイントが書かれている。
その中でも重要なものをいくつかピックアップしてみる。

・借り入れはしてはいけない。

流れが早いこんな時代なのだから、いつでも
事業からの撤退あるいは抜本的改革が行える状態に
しておかなければいけない。
借り入れがあると、日々の返済のために大きい一歩が踏み出せない
ということである。
多業界を渡り歩いてきた筆者だからこその意見である。

・粗利8割の商品、サービスを販売する。

「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」にも
書かれていたが、価格競争に巻き込まれてしまっては
じり貧になり、利益は圧迫されるばかりである。
粗利8割のビジネスを展開しなければならない。
しかし、必ずそれに見合った付加価値を提供すること。
付加価値を考えることを辞めてしまう者は経営者失格である。

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Part5には一つとても面白い話があった。

・「2:6:2」の法則

組織とは必ず2(優秀):6(どちらでもない):2(優秀でない)に
分かれるものであるという法則だ。
普通「2(優秀)」を揃えようとするがそれは良くない。巨人のようになる。
そこで本書にあるのが、

「2(優秀):6(どちらでもない):2(優秀でない)の法則は保っておく。」

「チームを組むとき、通常その3つのグループの中から混ぜて作るが、敢えてそうせず、
 それぞれのグループだけでチームを作る。」
というやり方。

すると2(優秀でない)のグループの中から突出した人物が出てき、
それにより、2(優秀)と6(どちらでもない)のグループに危機感を与える
というのである。
「優秀な人は優秀、だめな人はだめなまま」では官僚体質を生んでしまう。
意識付けによって人は変えることができる。とても素晴らしい方法だと思う、

あとはP92にある「なんだか売れない理由はこの分析で分かる」
もとても役に立つ。

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Part6では、これから事業を起こそうとしているのであれば、
まず初めにしなければいけないことは「商品を探すこと」
「それをとにかく売ってみること」であると筆者は語る。
設備は売れてから整えれば良い、という考え方である。

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*まとめ*

まず感じたことは、全体を通して、色々な企業の事業事例がたくさん
載っているということ。成功例や失敗例、生い立ちなどなど。
事例を読むとアイデアが浮かぶ。
事実私もこの本を読んで、
いくつか新しい事業のためのアイデアを得ることができた。
6章に分かれてはいるが、内容が少し飛び飛びで、
たまに内容と事例がマッチしていないところがあった。
が、それを考えても有益な情報がたくさんあり、非常に参考になった。

金近

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